鏝だより

 

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若き左官職人のための左官講習会

於:平成21年6月6日(土)~6月7日(日)
場所:かやぶきの里 京都市美山町
若き左官職人のための左官講習会

左官業界の発展と職人の未来を考え、当社製品
植田モデルでもお馴染みの植田俊彦親方を中心に、
京都市美山町“かやぶきの里”にて左官講習会が
開催されました。

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辺りは、見渡す限り山と田畑以外に何もない、どこにでもありそうな落ち着いた田舎の風景です

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そんな平和な町に、今回のイベント会場、京都市美山町“美山文化ホール”があります。

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この左官講習会に向けて、左官業界の未来を担う若手の職人さん達が、新潟~福岡、茨城県と全国各地から総勢約60名、参加されました。また、会場は講議が始まる前から早くも熱気に満ち溢れていました

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開演を待ち構えているかのように、会場内には足場が所狭しとぎっしりと壮大に組まれています。

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今回の代表講師の山本忠和氏ですまた、今回のテーマは左官の基本と荒壁・土中塗り、という内容でした。会場が京都ということもあり、土壁の本場・京都の一般的な作業方法を土壁を塗る経験の少ない若い職人さん達にその技術を伝承し、伝統を受け継いでもらうことを目的としていました。
皆さん各自で練習用の壁塗りパネル(900角)を用意され、技術を修得しようと参加されていました。

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左官業界を守ることは、その業界に関連する職人はもちろん、製造メーカーなど周りの世界を守ることにつながるお互いに切磋琢磨し、刺激しあうことで技術の向上につながる。
また、同じ志を持った仲間たちとの交流の場としても有効に活用してもらいたい、とのことでした

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今回は、植田モデル、職人仕上げシリーズはもちろん、左官道具の道具箱用の仕切り板である「収納名人」も出展させていただきましたが、職人の皆さんの反応も上々でした
皆さん、ご注文お待ちしておりまーす

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当社の出展ブースに、あの“左官業界のカリスマ、久住章氏”がいらっしゃいました

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左から、おなじみの梶原製作所さん・株式会社山西さん・スギタ工業さんです。
いずれも劣らぬ鏝メーカー、問屋さんです

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1日目は、代表講師の山本忠和氏による、チり廻りから中塗までの土壁塗りの模範演技が行われました。底埋めの工程など、なめらかな手つきでみるみる壁が仕上がっていきました

京都流の中塗作業は土の特性上やせやすく、下地から丁寧に塗りこむことが重要とのことでした。
鏝の持ち方から塗りこむスピードまでを、実際に実演されていました。
職人の皆さんも技術を修得しようと、真剣なまなざしで見入っていました

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植田親方も、いてもたってもいられずといったご様子・・・ご自身自ら壁塗り実演に参戦です
生徒の皆さんのそれぞれの壁材で作業開始です
各講師の方々が、「ここはこうした方がいいよ!」と、個別に指導されます
当然、指導にも熱が入り、会場の熱気がどんどん上がっていきました

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特別講師の久住章氏による講演会ですテーマは土壁塗りおいての中塗の重要性です。
各地方によって土の特性が違い土や砂の配合率が大切になるそうです。同じ土地おなじ材料でも(すさ)の量が多ければひび割れは少なくなるが粘りが少なくなり土がやせやすくなり、また土の材質特性によって最適な鏝が変わってくるなど長年現場で経験を積んでこられた知識を受講している職人の皆さんに伝えておられました

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1日目の夜に、若い地方の職人の方々の交流の場として、懇親会が賑やかに開かれました
途中珍客の乱入など、会場は大盛り上がりでした

・・・そして、初日の夜は更けてゆきました

・・・そして、早くも2日目の最終日を迎えました

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2日目の講議は、赤土を使った京都流の切り返しの作業講義からスタートしました

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講義も2日目ともなると、山本講師と植田親方とのコンビネーションもさらに絶好調に
冗談も交えつつ、会場内は終始和やかなムードで講議が続きました

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専門用語で、“めがね”と呼ばれる道具を使った、“置き筋”という独創的な作業です。
簡単に言えば、“めがね”で壁に筋を引き、壁を塗り固めていく作業だそうです。

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おぉ~っと、このお方を忘れてはいけません
手抜き一切無し 熱心に受講者を指導する松木親方です

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壁の出っ張った部分を塗る、“猫足”と呼ばれる工法・・・まさに、芸術技の炸裂だぁー

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講義の途中でしたが、鏝メーカーとして職人の皆さんに紹介して頂けるという、有り難い機会がありました
こんなにも熱い志を持った職人さん達に、当社の製品を使って頂けるのであれば、こんなにうれしいことは無いと心底感じましたまた、このような機会を重ねる度に、このように熱心で熱い方々に求められるメーカーでありたい、と思いました

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2日間に渡り、集中して行われた内容の濃い、今回の講習会もいよいよ閉幕です
講師の方々の作業を自分の目で見ることで、より作業を深く理解することができたと思います
また、メーカーである私たちにとっても、現場の職人さん達の生の声を聞くことが出来、非常に有意義な2日間でした

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講習会終了後に、今回のイベントの開催に当たり、お世話になった美山里山舎様に御礼の印として、山本工業所さんが手掛けられたモデルハウスで、今回の講師陣たちによる壁塗りが披露されました
講議の直後にもかかわらず、実際の現場仕事の時と同じ環境での作業が生で見れるとあって、本会終了後の追加事業にも、沢山の人盛りが出来ていました

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みるみる壁が仕上り、鏝を操る姿は、まさにプロッフェショナルと言えるでしょう
2日間お世話になった関係者の皆さん、このような貴重な体験のできる機会を与えて頂き、心より厚く感謝申し上げます
また、私のような駆け出しにも分かり易く、丁寧に解説してくださった講師の方々、この場をお借りして恐縮ですが、「本当にありがとうございました

Y.N

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続:世界の子供がSOS! THE仕事人バンク、マチャアキJAPAN

ご報告が大変遅くなって申し訳ございません

先の"鏝だより”でご案内しました漆喰の巨匠、植田俊彦親方がご出演された、
「世界の子供がSOS! THE仕事人バンク、マチャアキJAPAN」
ご覧になられましたでしょうか

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“配合の魔術師”としてご紹介のもと、
左官マスターズ、 植田親方堂々のご登場です

左官_植田俊彦14

ベトナムの子供達のために、現状トタン製の屋根でできている蒸し風呂状態の教室を、少しでも快適な空間の教室に、一から造り上げるという、大仕事にトライされる企画

それは、現地の職人さん達と共に、土壁のベースとなる骨格作りから始まった・・・

竹を縦方向に割り、引き裂いて、竹小舞という技法を駆使しながら竹どうしを編み合わせ、伝統的な竹小舞下地が作り上げられて行きました

その下地に地元で取れた土壁を塗り付け、まずは、天井から壁面までオール土壁が完成

さらには、その上から仕上に漆喰を塗り付け、これまでは日中の平均気温が30度を超えるような教室から、土壁によって断熱性の利いた、漆喰の白さで見た目にも艶やかで明るく、しかも涼しく快適な教室へと仕上がって行きました

灼熱の太陽の下、頭の中のコンピュータをフル稼働させ、浮かんできたイメージを出来るだけ忠実に、素早く、着実に作り上げてゆく植田親方に、釘付け・・・これぞ、プロフェッショナル

発酵した土壁と貝殻でつくる漆喰、室内には緑色に調合された漆喰で塗り磨かれた黒板と・・・、圧巻でした。

植田親方、長旅のせいでしょうか?暑さのせいでしょうか?若干お疲れのようにも見えましたが、お身体をご自愛頂き、これからも素晴らしい漆喰壁の世界で私達を魅了させて下さい

H.K

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大盛況!!『若き左官職人のための左官講習会』

平成20年5月17日(土)~18日(日)、AM9::00~PM16:00
■テーマ:「左官の基本と荒壁・土中塗り~左官伝統工法習得の第一歩~」
■於: 近畿壁材工業(㈱)構内/淡路島
■主催/左官を考える会(淡路島の左官職人 植田俊彦)・協賛/近畿壁材材工業(㈱)
■講師/植田俊彦(淡路)・南俊行(篠山)・松木憲司(鈴鹿)・山本忠和(京都)・西川和也(伊勢)・久住有生(淡路)・飯田能三(京都)・川口正樹(愛知)・加村義信(名古屋)・竹本茂之(石川)/順不同
多彩な講師陣の下、2日間に渡り、充実の講習会が盛大に開催されました

※当初は本格的な『土壁塗り』というテーマでありました為、今回㈱カネシカでは見学・取材中心にした、18日(日)1日だけのご訪問になりました

18日(日)、朝一から会場(近畿壁材様、構内)には活気がみなぎっていますev518_012.jpg

本日、午前中の講習がスタートしました
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あっ~ 講師の松木さん発見 続いて、講師の西川さんも発見
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現在、本日塗り付ける壁土の調合・練り合わせを指導中です

我らの植田親方は・・・と、あっ~~と、植田モデルこんなところにいらっしゃいましたか?
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なんだか楽しそう・・・2人の女性に囲まれて・・・と、思いきや・・・ムムムッ・・・ ・・・
よぉ~く見ると・・・女性たちも今回の参加者で、親方から熱心に情報収集中でした
・・・失礼失礼

塗り道具を選定中の講師の山本さんも発見しました
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本日最初の「切り返し仕舞」塗りが始まりました

徐々に松木講師の実技指導にもエンジンが掛かって参りました
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松木講師のパフォーマンスに皆さんクギ付けです

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西川講師自ら『すさ』をときほぐし、飯田講師との絶妙の呼吸で材料に混ぜ合わせて行きます
※この壁土は短いスサを混合した材料で上塗を掛けず、中塗の状態で完成になります 

また、屋内会場でも入り口には昔ながらの「竹小舞編み」の壁が設置されていました。
※後で壁上面の「ジャバラ」施工にも使用される壁になります
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会場内では、お馴染み「総合建築 植田」の荒井さんが指導・世話役を務められました
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こちらも荒井さん指導の下、壁土が練り合わされてゆきますあっ・・・篠山の小西さんも発見

さぁ~皆さんエンジンが始動し始めました
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山本講師との段取り・進行状況の確認中の植田親方
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会場内では各所で実演・指導・相談etc.、熱気ムンムンで活況に満ちていました

松木講師の熱血指導の模様
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続いて、西川講師の実演を交えた実技指導の模様
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植田親方司会の下、午前中最後の「糊土仕上げ」の実技講習が始まりました
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見本塗りは、松木・山本・川口講師+藤本さん(蒼築舎)が、まずはお手本を披露
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「この鏝は、塗り易い
と、川口講師からお褒めのお言葉を頂いたその鏝とは・・・
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その鏝とは・・・本日、主催の植田親方監修の「植田モデル」
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軽やかに、リズミカルに壁が仕上がってゆきます・・・
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引き続き、実際に皆さんにも実体験して頂きますそれでは、どうぞお願いしまぁ~す

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あっ・・・と言う間に黒山の人盛り・・・
流石、みなさん遠方から来られた積極的な方ばかり・・・
素晴らしい行動力です・・・
また、それぞれの持ち場に戻って・・・ それぞれに塗り試し開始です
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みなさん今回の成果もあって、見事に仕上がってゆきます・・・

午後からの後半の講習会が始まりました 
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山本講師の「ジャバラ」部分の施工とアイテムも紹介
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山本講師自ら手作りの「ジャバラ」専用のスーパーアイテム 本邦初公開 

初めてトライされる女性の方にも、簡単に上手くつかいこなせてしまうようです・・・
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失礼しました・・・腕が良いんですよね いやぁ~お見事です

最後に「かまど」などの3次元曲面磨きです
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これまた、本邦初公開とあって大人気 みなさん興味津々のご様子・・・

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これは凄いぞ 磨いて磨き抜いて、ピッカピカのテッカテカです

今回の講習会には直接関係ありませんでしたが、漆喰の巨匠・植田親方、漆喰メーカー・近畿壁材工業㈱様の協賛ということもあり、漆喰の素となる生石灰・つのまた・麻スサ等の現物が展示され一見の価値ありでした
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今回メインの土壁の素材である色土についても、その多彩なバリエーションに驚きです
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これまでの講習会とは少し趣向が違い、伝統を重んじ継承しつつ実践に即した体験を身に付けてもらうことがテーマであり、参加者も約160人中にキャリア1年目~4年目の若手が20数名を数えました。
この結果からかんがみても、次世代への期待と可能性を強く実感させられた講習会ではなかったでしょうか?

遠方、全国各地より集った参加者の方々には、今回の講習会に対して期待していた以上の評価が得られ、参加者全員が大満足の大成功の講習会になったことが何よりだと思います。

「左官を考える会」の皆さま本当にお疲れ様でした
素晴らしい講習会に感謝とお礼を申し上げます
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※準備を含め当日2日間、絶大なるご支援を頂きました近畿壁材㈱社長様、従業員の皆さん。
お疲れ様でした

H.K

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新築!!本格派漆喰の家

3月5日(水)、加東市にあるK様邸の内装漆喰仕上げの見学にお伺いさせて頂きました。
現地にあったのは、80坪の凄く立派なお家でした。
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この家の設計~施工には、エアサイクルホームシステム株式会社(エアサイクル)が担当されました。

おじゃましまぁ~す
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メインの柱の上下、左右に複雑に張り巡らされた柱・壁・柱・壁・・・
凝ったデザイン、設計がスゴイ 

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玄関口から漆喰のオンパレード  壁面もこのように複雑な造りになっていて、
壁塗りには腕&道具が鍵を握るなと感じます。

上がったところを向かって左手に10畳くらいの大きな和室(床の間)があります。
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床の間のこの壁は、土壁で仕上げられます。    
凝った複雑な造りの壁ばかりで見ごたえ十分ですが、
大工さんと左官さんのご苦労お察し致します

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壁のデザイン・模様と強度を考え、スサや藁などの繋ぎ材にも徹底したこだわりようです
左下写真の立って材料を攪拌されているのは、古川さん(山本工業所)です。


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お馴染み植田親方の一番弟子、荒井さん

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上段の塗りにくい狭い押入れの壁塗りにも、もちろん一切の妥協無し

お隣の部屋へ移動・・・。 この方は、今名古屋で売り出し中の坂井さんです 
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なにやらスゴイ体勢です・・・
アクロバット壁塗り・・・これぞプロの技・・・そしてその手には「入隅押さえ職人」
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2階も最終的には漆喰壁になります
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1階のトイレの壁塗り。もちろん漆喰壁。植田親方自らがお手本を伝授
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見事な鏝さばきで引きずり模様が仕上がってゆきます
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ジャジャ~ン                      見事な引きずり模様です

この方は、篠山からお越しの小西さんです 植田親方のお手本に続きます・・・
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さぁ~ ここからは向かって右奥の部屋の壁・天井塗りになります。
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天井にもスサ・藁の入った漆喰が塗られ、マスキングテープを取り波消し~仕上げとなります。
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各パートに分かれて各々の担当部分を仕上げてゆきます
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この方は、京都の左官屋、山本工業所の山本親方です
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この部屋の壁面にはそれぞれスサ・藁の配合が違った壁土が塗られています。
同様に植田親方が仕上げておられる壁も上~中央~下面とグラデーションになっています。
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平滑に塗りムラのないように・・・
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分かりにくい写真で恐縮ですが、左・中央・右の各写真のスサ・藁の大きさや量によって同じ壁面なのにそれぞれの部分で壁の風合いが違っています
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最後に、仕上がりを楽しみにされている、この立派なお家のお施主さんと山本親方のところの
ミホちゃん?でした。
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植田親方、今日は話題満載の貴重な見学会有難うございました
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H.K

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『植田モデル』シリーズ

最近、問い合わせや、引き合いが多いのが『植田モデル』シリーズ
JAPAN HOMECENTER SHOW 2007にて披露して依頼、じわじわと人気上昇中です
404


DIY SHOWでも注目の的だった植田俊彦 氏・松木憲司 氏・西川和也 氏、御三方のポスター
についての問い合わせも多く、ポスターの量産化を現在検討中です
植田モデル
さてさて、それではここで『植田モデル』シリーズについて、ここでもう一度おさらいさせて
頂きます
『塗り付けから仕上げまで』をコンセプトに 「下地材の施工~塗り付け~仕上げまでをたった一丁の鏝で幅広くこなしてしまう夢のような鏝が出来ないか?」が、すべてのスタートの始まりでした・・・276
『植田モデル』は漆喰左官歴35年以上の実績で、淡路の壁材メーカーK社の材料の下地塗り付けから仕上げまでを手がけてこられた植田親方だからこそ成し得た最高傑作です342
また、植田親方監修の元、下記の細部に渡る要所要所のチェックには松木 氏・西川 氏の一切手抜きのない厳しい意見も随所に組み入れました91

《こだわりの》素材=本焼SK(鋼/はがね)材
植田親方自身、どうしてもステンレスではなく、『本焼き』にこだわりたかった。
厚みは0.3㎜を使用。鋼の持つ腰の強さと壁材の伸びの良さを考慮し、且つステンレス特有の
「てかり」を抑えるため本焼にこだわりました。
親方自身、鏝の手入れは鏝の技術に通じるとの持論をお持ちであり、鏝を見れば仕事が判ると
仰られるほどである
また、そういうプロに是非お使い頂きたい一品です
※但し、本焼仕様のため、ご使用後の防錆処理には充分にご注意下さい

《こだわりの》レーザースリット
背金には波状のレーザースリットが施され、スキ研磨でしか成し得なかった絶妙の
シナリを実現塗り付けに必要な腰の強さ仕上げに必要な繊細なしなりを可能にしました363

植田モデル/しなり
《こだわりの》背金
機能だけではなくデザイン的にもトコトンカッコイイ鏝を目指しました
ベストなしなり追求のために、本当に各サイズ別に一丁一丁丹念にスリットの形状・位置を
現場で現物でモニタリング合わせしながら決定しました

植田モデル14

《こだわりの》角柄
細部へのこだわり=握り易さ=塗り易さ
歴代の本職の町丁場職人が好む握り易さ、操作性へのこだわり
手に吸い付くようにフィットし、肌理(きめ)細やかな作業には最適
《こだわりエピソード・・・136 》
製作秘話ですが、実は90㎜~250㎜の計7アイテムの各サイズの角柄一つ一つにも
一切の妥協を許さず徹底したこだわりがある327
最終段階まできても握り具合がイマイチしっくりこず、完成を前に足踏み状態だった時、
植田親方みずから弊社に鉋(かんな)を持参して、目の前で7本の柄を1本ずつ理想的な形に
丹精込めて削り込んで頂きました406 
まさに、ここまでやります!ここまでこだわります!・・・という恐るべき追求魂424
鏝首の高さ~木柄にまで終始一貫したこだわりの徹底振り405
植田モデル/柄のサイズ 
《こだわりの》鏝板後端部
細部へのこだわり=「背金後端部バチ型固定」。
重みのある漆喰に対して、しっかりと押さえ込んで塗り付けられ、シゴキ・押さえから仕上・
波消しまでをマルチに克服。シンプルな形状でありながらも背金にまで本焼ミガキ材にこ

わりました。
 


植田モデル/背金後端部
《こだわりエピソード・・・137 》
319ここからは、本当にこだわりの企業秘密も披露しちゃいます266
鏝板の後端部面に僅かなR局面を施してあります 411
(これは鏝の柄を台の上などに立てかければスグ分かります)

植田モデル鏝板後端部
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そうです、壁のキワ塗りの際に鏝板の後端の両角が壁に引っかからないようにワザと最初から
R面を付け、鏝裁きし易いように一工夫が凝らされています405
(職人さんが使いこなされた愛着の有る鏝の多くは、自然とこのように使い易いように摩耗しています。)

そして、ついに『植田モデル』シリーズ完成308314406
植田モデル11

『植田モデル』は従来からの土壁・聚楽・珪藻土・漆喰まで通常の仕上げは勿論、漆喰の押さえにも使用でき、
一丁でその現場現場の沿った何倍もの仕事をこなすスーパー鏝として、全く新しい発想と共に誕生しました353
百戦練磨の職人の徹底した追及とプロのこだわりを最新の技術との融合によって可能にし、使い易く、しかもローコストに抑えた仕上りを是非一度手にとってお試しあれ435

※最後になりましたがご存知、人気の鏝専門サイト『職人魂』にも大きく掲載頂いております402
                     155
(
http://www.dougu.co.jp/sakan-no1.htm

H.K

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